私の10点

彦坂尚嘉
Naoyoshi Hikosaka
1946年東京都世田谷生まれ、多摩美術大学絵画科中退。在学中に「美術家共闘会議(美共闘)」を結成。1970年自宅の8畳間の畳の上にゴム液を大量に流す「フロア・イヴェント」をやる。1975年美共闘資料集として『反覆・新興芸術の位相』を刊行。1999年グローバル・コンセプチュ アリズム展(クイーンズ美術館、ニューヨーク)2005年リュブリアナ国際版画ビエンナーレ(リュブリアナ美術館、スベロニア)。2007年リスボン建築トリエンナーレ(ポルトガル)
2016年 MISA SHIN GALLERY で個展。復刻増補版『反覆・新興芸術の 位相』を刊行。2017 年切断芸術運動展(東京都美術館)をキュレーション。 2009年から13年まで立教大学大学院比較文明学特任教授に就任。1998年写真の会賞、2005年兵庫国際絵画コンペティションで優秀賞受賞。

奥谷博
Hiroshi Okutani
1934年、高知県宿毛市に生まれる。幼少からよく絵を描き、1955年には東京藝術大学美術学部油絵科に入学、洋画家の林武(1896-1975)に師 事する。1964年の独立美術協会第32回展にて奨励賞を受賞後、1966 年には同会会員となる。翌 1967年には第 1 回文化庁芸術家在外研修員とし てフランスに渡るが、同国との関係は 1971年の二度目の渡仏、2007年のパリ・ユネスコ本部での展覧会へと繋がっていく。一方で国内の活躍も目覚ましく、1983 年の第 33 回芸術選奨文部大臣賞、翌 84 年には第 3 回 宮本三郎記念賞を、続く 85 年には紺綬褒章を受賞する。そして1996年 には日本における芸術部門の最高賞たる日本芸術院賞を受賞し、昨年2017年には文化勲章が授与される。作品は一貫して洋画を制作しているが、奥谷の言によれば、彼の絵は「日本流の油絵」である。名実ともに、日本洋画界を代表する画家として現役活動中。

田名網敬一
Keiichi Tanaami
1936年東京都生まれ。武蔵野美術大学を卒業。1991年より京都造形芸術大 学教授を務める。1960年代より、グラフィックデザイナーとして、映像作家と して、そしてアーティストとして、その境界を積極的に横断して創作活動を続け、 現代の可変的なアーティスト像の先駆者として、世界中のアーティストたちに大きな影響を与えている。近年の主な展覧会として、「International Pop」(Walker Art Center、Dallas Museum of Art、Philadelphia Museum of Art 、アメリカ、 2015-2016)、「The World Goes Pop」(Tate Modern、ロンドン、2015)、
「Japanorama. A new vision on art since 1970」(センターポンピドゥー・メッス、 フランス、2017)、「Hello World. Revising a Collection」(Hamburger Bahnhof - Museum für Gegenwart、ベルリン、ドイツ、2018)、「Keiichi Tanaami」(K11 Fondation、広州、中国、2018)など多数。また、MoMA(アメリカ)、M+ Museum for Visual Culture(香港)、Nationalgalerie im Hamburger Bahnhof(ド イツ)といった世界中の著名美術館が、近年新たに田名網作品を収蔵している。





