月刊ギャラリー4月号「評論の眼」名古屋覚の記事に対するお詫び

月刊ギャラリー2013年4月号、「評論の眼」71ページ・下段の
…。ところで、そんなインチキみたいな展示を多くやる東京都現代美術館を閉館し、主に都内在住作家による最新のアニメやゲームと、書や工芸などわが国の伝統美術を同時に紹介する「クールトーキョーフォーラム」を同館建物内に新設する方針を、東京都はこのほど固めた。収蔵品売却と美術館清算のために必要な条例案を年内にも都議会に提出するという。本誌発行日には周知のことになっているだろう。
という文章は、弊誌4月号が4月1日発売であることから、著者がエープリルフールのユーモアとして書いた評論文の一部で、記載された内容は事実ではありません。
この表現のため、一部の方々に予期せぬ誤解を招いてしまったことを反省し深くお詫び申し上げます。

月刊ギャラリー編発発行人
本多 隆彦


 

名古屋覚からのメッセージ

「本誌発行日には」(4月1日のこと)とヒントまで書いたのに、世界で楽しまれているエープリルフールのジョークが分からない方々が美術館や文化行政や報道に携わっていたり、美術に関心を持っていたりするらしいこと、また中には実際の記事も読まずにツイッター等の情報をうのみにする方々もいるらしいこと、そしてそれ故、このたびそうした方々をお騒がせしてしまったことは、大変遺憾であります。
わが国の社会や美術界の特異性を示す現象かもしれません。
あるいはジョークの内容が、ひょっとしたらあり得るかもしれないと感じさせるものだったのかもしれません。
5月号以降の私のページでは、その辺りのことについて考えてみようかとも思います。
なお、東京都現代美術館に対する私の評価の一端は、本誌1月号「評論の眼」で示してあります。

名古屋 覚